- 鷹の爪
- たかのつめ【鷹の爪】(1)ウコギ科の落葉小高木。 山地に自生。 葉は互生し, 三出複葉。 五月頃, 枝先に黄緑色の小花を多数つけ, 秋, 黒く熟す核果を結ぶ。 冬芽(フユメ)は鳥の爪状で紫褐色。 材が白く軟らかいので「芋の木」とも呼び, 箸(ハシ)・下駄などに作る。(2)トウガラシの栽培品種。 果実は小形の円錐形で上向きにつき, 赤く熟す。 辛みが強く, 香辛料にする。(3)オノマンネングサの別名。(4)ツメクサの別名。(5)上等な茶の名。 また, 茶の異名。
「立つ客をしばしおさえる~/柳多留 81」
Japanese explanatory dictionaries. 2013.